ついに来ました…あの方の登場です。
そうです。この現場の主役「掘進機」。準備期間を経て、ようやくの出番です👏
まずは、現場で掘進機が通る穴🕳️を開けて、止水ゴムパッキンを取り付けました。
この黄色の筒のようなものが、掘進機です↓↓↓
見てください‼今回の工事名、工法、施主、施工社の名前が入ってるんですよ✨
これは地中に潜ったら見れなくなるので、今しか見れません✨
ちょっと興奮気味に写真を撮りました📸(もちろん記録用ですよ💨)
先頭の掘進機本体には、グングン地面の中を掘り進めるための刃が付いています。
それに続いて後続管No.1~No.3を元押装置で据付けていきます。
掘進機専用道路での旅がスタートしました👍
宴会の挨拶でよく使うあのセリフ、今回はリアルに高い所からのお話です😂
No.2立坑のライナープレート設置が完了したので、上から深さを確認していました。
まさかこの言葉を現場で使うときが来るとは…!
マイク🎤の代わりに持っているのは、スケールです📏
出来形確認後は、基礎コンクリートを打設して、固まるのを待ちます。
そして高い所—つまり地上では、推進管の材料検査を行いました。
大きさ、本数、品質に問題がないか1つ1つチェックをしていきます。
他にも排泥ユニットや推進装置など機材がどんどん搬入されていて、いよいよ推進工法の作業が始まるんだとちょっとドキドキしてきました!!
作業の様子は、この日記でまたお伝えしますので、楽しみにしていてくださいね✨
引き続きNo.2両到達立坑の作業です!
立坑の組立が完了したので、「裏込め注入」をします!!
ライナープレートと地山(じやま)の間にできた隙間を埋める、大切な作業です。
この作業によって地山の緩みを防いで、ライナープレート壁の安定性をちながら、漏水も防ぎます💪
一方こちらでは、理科の実験中🔍
…いえいえ、薬液注入の効果を確認するめのテスト中でした!
掘削時に地盤が崩れないように、あらかじめ薬液を注入しました。
この薬液が固まることで、周辺の地盤が固められ、地盤の止水性や強度がUPします!!
テストの結果は…ご覧の通り、フェノール液が紫色に変わったので、「効果が出ている」ことが目視で確認できました✨
No.2両到達立坑の作業に入りました!
ここでは、立坑の中にライナープレートを組立てて、その上に腹起しと切梁を取り付けていきます。
ライナープレートに沿って横にビシッと構えるのが、腹起し。
その腹起しをガッチリ支えてくれるのが、切梁(きりばり)です。
この2つはセットになると最強の力を発揮します💪
とにかく「立坑が崩れないように守る」ことに全力を注いでくれています。
そしてもうひとつ、縦梁(たてばり)も忘れてはいけません!
縦方向にズドーンと伸びて、まるで背骨のように全体を支えてくれます。
横の腹起し・抑え役の切梁・そして背骨の縦梁。 3つが揃えば三銃士!
合言葉はもちろん、「ひとりは皆のために、皆はひとりのために!」
コンクリートの硬化中に発生してしまうレイタンスは、
放っておくと強度や耐久性に影響がでてしまうため、ちゃんと処理が必要です。
今回の相棒は「薄硫酸」です。
レイタンス処理前のpH値が11でした。(これは皮膚が化学やけどをしてしまう危険な値です☢)
アルカリ性の強いレイタンス水に相棒を投入すると…化学反応でなんと中性のpH7に‼
危険だった液体が安全な状態に変身しました🙌
アルカリ性の高い「廃アルカリ」は、適切な処理を怠ると人体や環境に悪影響を及ぼすので、処理方法や取扱いは十分に注意しなくてはなりません‼
専門業者さんにお願いをして、バキュームカーで余分なレイタンスを吸い取ってもらい、作業完了です!
化学のチカラで現場をきれいに、安全に👍
前回大活躍したクラムシェル🐚が「まだまだ掘るぞ!」と張り切っているのと同時に、
大きなケーシングたちが「オレたちの出番か!」と次々登場です‼
先端×1、中間×3、最終×1、仮設×1=トータル6つのケーシングを無事に設置しました👏
設置後、ケーシングの中では仮設以外のケーシングを溶接接合していきます。
ケーシング設置後は、いよいよ底盤コンクリートの打設です!
今回は水中コンクリートと言って流動性のあるコンクリートなので、トレミー管という漏斗のような役割をする道具を使って流し込みます。
この底盤コンクリートは、これから使用する推進管を「任せろ!」と支え、地下水には「進入禁止🚫」と門番をしてくれます。
これからの作業には欠かせない、縁の下の力持ち…現場におけるセコムみたいな存在です👍
いよいよ鋼製ケーシングの設置がスタートしました!
とは言っても、今回の現場はスケールが大。事前準備だけでも大仕事です。
まずは立杭機本体の重量に加えてカウンターウェイトをプラスします。
立杭機全体をどっしり重たくして、ケーシングを地盤に圧入しやすくします!
すると突然、現場に貝が!?いや違う‼クッパの魔法に操られたパックンフラワーだ!
普段は土管の中に潜んでいるのに、どうして地上に!? ・・・なんておふざけはここまでで、正体は「クラムシェル」と呼ばれる掘削機械です。
これは、バケットが2枚貝のように開閉して、土砂を効率的に掴みとる事ができます。
安心してください。パックンフラワーのように噛みつくことはありません!
これから工事車両がたくさん通る工事用道路に、敷鉄板を敷きました。
敷鉄板は、地盤保護・不陸調整・周辺環境の道路を汚さないなど、さまざまな役割があります。
とても残念なお話なのですが…最近は建設資材の盗難が増えてます。
こちらもやられてばかりでは悔しいので、鉄板同士を溶接して簡単には持ち出せないようにしています👊
この写真の場所には全部で33枚の鉄板を敷いたので、全てに盗難対策です!!!!
そして、今回ご紹介したいのは「ソーラーバイオトイレ」です!!
水洗トイレで衛生的+臭いも低減、同程度の設備と比較してコストも1/3、排水を外部へ出さないので周辺環境にも👍
ソーラーパネルがあるので、エアコンまでつけられるトイレ!もう…控えめに言って最高です🙌
まだまだ暑い夏を乗り切って、みんなで良い仕事をしたいと思います!
さて、2週にわたりお届けしてきたこのシリーズも、とうとう最終回となりました。
ラストは施設ではなく、熱中症対策として準備している設備の紹介です!
まずは定番の2トップ、エアコンとウォーターサーバーです。
季節を問わず、空調と水分は必ず用意しています。作業員のオアシスはここにあり🌴🍹
そしてこちらは熱中症対策キットとWBGT測定器。
今年から熱中症対策が「対策してね」➡「義務です」となったので、しっかりとした対策が求められるようになりました。
報告体制を整えたり、対応マニュアルをつくったり、関係者へのお知らせしたり...必要なことはきちんとやりました!!
あとは今までとおり、現場でやっていた対策を続けていけば大丈夫!
暑さに負けず、今日も安全第一でまいりましょう👊
現場事務所に続き、今回は現場に設置している「快適トイレ」のご紹介です。
まず、快適トイレって何?仮設トイレじゃないの?と思ったそこのアナタ!とても良い疑問です👆
「快適トイレ」と名乗るためには、国土交通省で定められた標準仕様を満たしているかどうか・・・です。
必ず備えるものとしていくつか挙げると、
【快適トイレに求める標準仕様】・洋式便座・水洗機能・照明 など
【快適トイレとして活用するために備える付属品】・男女別の明確な表示・入口の目隠し・除菌シート等の衛生用品 など
基本的なつくりは仮設トイレと同じですが、快適さや衛生面の配慮が大きく違うところです!!
トイレが綺麗だと気持ちが良いですよね。
建設現場の3Kなんてイメージはもう昔の話です!
(女性用) ↓女性用トイレの入り口には目隠しがあります
(男性用) ↓上の目隠しが男女別トイレの間の目隠しにもなっていて、男性トイレと女性トイレの入口の向きも変えています
私の大好きなアニメの映画が公開され、すっかり影響されている私。
日記のタイトルも真似してみました。(先輩に怒られませんように・・・)
さて、今日は現場の施設をご紹介したいと思います。
第1弾は現場事務所編です。
外観はこちら。中の照明はLEDを使用していて、環境にやさしい現場事務所です。
そして環境にやさしいと言えば、エコカーを使用しています。
EV車なので二酸化炭素を出さず、移動も静かでスムーズです。
このツートンカラーの車体が格好良くて、毎日乗るのが楽しみです♪
そして、盗難防止用の監視カメラも設置しました。
最近のニュースでも話題になる「現場資材の盗難」対策です。
もしも・・・事務所に侵入された時でも警報装置が作動してくれるので、備えは万全。
作動しないことを願いつつ、心のお守りとして設置していると安心です!
今回の推進工事でとても大事になるのが、それぞれの「位置」です。
地面を掘り返さずに地下に管を埋設するためには、あとでズレている!?なんてことにならないように、事前にしっかり確認してから作業に入ります!
ちなみに今回は、No.2地点を真ん中にして、No.1地点とNo.3地点の両方から管を推進していく計画です。
「No.2地点で合流ね!遅れないでよ!」 と約束を交わして準備に入ります!
工事現場では、このような安全掲示板を設置しています。
これは、作業員の安全意識を高め、事故防止を促すための大切なツールです!
掲示板には安全目標や無災害記録・注意事項を掲示して、作業員が常に安全を意識して作業できるようにする「気づきの場」として活用しています!
今回の掲示板は、現場事務所の前に設置しました。
ここは毎朝の朝礼やラジオ体操をする場所なので、作業員が必ず集まる場所になります。
カケガエノナイ作業員ひとりひとりが安心・安全に作業ができるように、皆で取り組んでいきましょう!
あ!!申し遅れました! この現場は、推進工事を行っています。
ご覧の通り、現場事務所や安全掲示板などの設置も完了しました!
工事期間中は、ご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します!!!